あの頃

あの頃 - ゲバルト時代を追いかけて コレクション

思想を絶対視する発想と、聖書を絶対とする発想は、全く同じだと思う今日この頃です。

今回は、機動隊の話をします。

ワリと後輩に警察関係者がいて、機動隊やってたヤツもいるのだけど、その頃は全く興味が無かったので、今思えば勿体ないことをしたと思う。

コレクションの基準は、あくまで「連合赤軍事件」なんだけど、連赤側の資料って、書面の資料とか、警察内部資料とか、そういうのしかないし、ヘルメットやゲバ棒集めても、あまり意味ないので、結局のところ警察のアイテムになるのですよ。

同じ考えの人って、そこそこいると思うけど、なんせ高額だったり、オークションでも競るので、頭おかしいのが(自分も含めて)何人かいるのだけは確かだ。

そして、コレクションの最初は、やはり機動隊のヘルメットになるでしょう。

数年前に全部刷新して、現行の機動隊のデザインはあまり好きじゃないのだが、後輩に聞くと、昭和時代の装備もまだまだ訓練では使ったりするみたいですね。

対火炎瓶とかのフォローまで出来る仕様になっていない現行装備は、ヨーロッパ的な感じのデザインが微妙なんですね。

そこへ行くと昭和時代の機動隊装備は、SB-8の防石面付きヘルメットの秀逸なデザインから始まって、ジュラルミン製の大盾や、防刃対策のベストや脛当と、どれもなかなかカッコ良いのだ。

ちなみに、同じ装備が自衛隊にも存在する。

大盾がFRPだったり、SB-8の耳当てや垂れが布地だったりして、防火対策は考えていない感じだが、防石面がカットされて、二型防護マスクの邪魔にならないようになっていたりと、なかなか味のある雰囲気なのだ。

この装備で、もし学生運動の国際反戦デーあたりの大規模な事件で自衛隊が出動していたなら、もしかしたら三島由紀夫は割腹自殺しないで、違う展開になっていたのではないか・・・と。

個人的には思ったりするのです。

それらのアイテムも、順次公開して行きたいと思います。

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